- 私は元鉄鋼メーカーの塗装技術者です。基礎が違います。
◆主な業績・経歴はこちら - 自動車部品(アルミホイール)の塗装技術では、国内全ての自動車メーカー様 との業務経験があります。
- 技術士です。専門技術に関する国家の品質保証付きです。
◆技術士とは? - 評論家ではなく、実際に手を汚して仕事をしてきた実務経験者です。
製造管理、研究開発、クレーム処理などで数多くの修羅場をくぐってきました。
熱く語れる失敗事例と、同じ数だけの成功事例があります。
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私は2005年に47歳で技術士事務所を開業いたしました。
私は在職中に塗装部門の責任者をしておりましたが、自動車メーカー様との共同開発をおこなうと同時に塗装ラインの不良対策、不良率改善もおこなっておりました。
つまり研究と工場管理の両方の仕事をしていました。
なかでもこの開発業務は専門的でかつ幅広い塗装技術開発の経験を必要としたため、開業当初は塗装の新意匠や塗膜性能の開発支援で皆様のお役に立ちたいと考えておりました。
非常にありがたいことに開業直後から数多くのご相談をいただくことができましたが、驚いたことにそのご相談内容は開発では無く、ほとんどが製造工程の不良対策、特に塗装工程におけるゴミブツ対策のご相談でした。
いざ蓋を開けてみると、お客様は工場の塗装不良でお困りであることが分かったわけです。
そこで方針を変更し、お客様のゴミブツ不良対策をメイン業務にすることにいたしました。
独立当時は測定装置はまったく持っておらず、身体一つの立ち上げでした。
気流ひとつ調べるにしても蚊取り線香を使ったり、落下塵をコピー用紙で捕捉したりしていました。
このようなレベルでもお客様は私の提案を次々に取り入れてくださいました。
その後お客様が増える毎にHIDライトやレーザーシート光源、パーティクルセンサなどの装置を少しずつ揃えていきました。
その意味に於いて、私の独立当初からのお客様には心から感謝しております。
なかでもレーザーシート光源の導入は、私のクリーン技術の大きな飛躍となりました。
実はこのレーザーは私のお客様が導入に向かって私の背中を押してくださり、私のお客様が購入し、その後私が分割で返済するという物心両面のご支援をいただきました。
このお客様無くしては、今日の私は無かったと確信しております。
現在では製品対象も金属、樹脂塗装製品だけでなく、樹脂フィルム製造工程やガラスなど幅広く対応しております。
私は困難な課題であるほど闘志がわいてきます。
これからも皆様と一緒に課題を乗り越えていきたいと思います。